押井守さんっていう、アニメ作家がいる(知ってると思いますが)。

それほどフリークではなく、全作品見てはいないけど、

うる星やつらの映画版「ビューティフルドリーマー」は超名作だし、
パトレイバー劇場版の「パトレイバー2 the MOVIE」は日本のアニメ映画の歴史に残る名作だ。

ちなみに、原作者はそれぞれの映画をみて、激怒している。そこも面白い。

で、その押井守さんの書籍をあまりにも日本のアニメ文化が好きすぎて、日本に帰化までして、うちでおうちを作ってもらったOBさんが貸してくれた。


仕事に必要なことはすべて映画で学べる
押井 守
日経BP社
2013-10-10







正直にいうとメッチャ面白かった。

2つほどエピソードを紹介すると。

1:戦時中のイギリス空軍。
皆に嫌われていて、訓練も厳しい、脱走兵が続出するパワハラまがいの上官と、
皆の意見に耳を傾ける物分かりの良い優しい上官で、
最終的に生き残った兵士が多いのは?。
圧倒的に前者だった。
あなたはどっちの上官の下で働きたいだろうか。
(仕事は戦争ではないっていうのは、ごもっとも。でも、競争の無い、完全なるブルーオーシャンは今、あるのか?)

2:スタジオジブリはブラック企業で、人物をかかせてもらうのに、5年~10年かかる。
だからスタジオジブリのスタッフは独立できない。大衆が映画館で喜んでビックビジネスになっている裏には、圧倒的な搾取があり、過酷な労働環境がある。ジブリクラスのクオリティを求めつつ、更に、そこに働く人に十分な休暇と十分な報酬を・・と、大衆は言えるのか??
流行りのティール組織で「スタジオジブリのクオリティ」を作れるのか??みたいな問い。

なんていうことを、内定式に書くのもどうかと思うが。

さて、内定式でした。式みたいなもの自体にはあんまり意味はないんだろうけど、

新しく迎え入れるスタッフと、今のスタッフ全員があって、お酒を飲むっていう、動機というか言い訳みたいなものっていう意味で。

経験、型がないっていう最大の強みでもある、瑞々しい感性に期待していまっす。

New Image