終わりのないように見えた、山のようにあったデザインプランニングも一段落。

無事、ご契約やご提案後の返事を待つフェーズに。

残念ながら、「その家つくりのプロジェクト」にジョインできるか否かは100%施主ご家族が決める。
僕らには一切の選択権がない。

出来うることをやって、ただ静かに待てばよい。

しつこい電話も訪問も必要ない。

0727石塚大和田パース (1)

当然、デザイン提案をしたプランニングもお蔵入りする。予算が合わなかったり土地が流れたりしたケースだ。

自分にとっての最高の自信作も、ひょんな理由から実現されない事も多々ある。特定の風水や親御さんに反対されるなんていう理由も。

あの辺りの、「没プランシリーズ」を一冊にまとめたら、それなりに見応えがある冊子になるに違いない。

世に出したくても出せない作品の、ある種屍の山なのだ。設計事務所は。でもそれはお宝だ。

アメリカの美大である実験が行われた。

2グループにわけ、

1:「作品の質よりもたくさん出せば評価する」
2:「作品は一点だけ。その最高の一点を評価する」
と。

結果は、「質よりも量チーム」が質でも凌駕し、「量より質チーム」はそもそも作品を出す人すら少なかったそうです。

これは結構結論だと思っていて、たくさんつくり、試行錯誤し、描いたものを破りすてる回数が多い人が最も成長する・・・・と信じたい。

なんのテーマもなしに、何かを意識しない「作業」に意味と成長があるとは思わない。が、量稽古は僕たち凡人に残された最後の救いだと思う。

天才たちと渡り合う、最後の砦なのだ。

スタッフには内心「ふざけんなっ」と思われているかもしれないが、口癖のように「センスで勝負するのはやめよう」と言っている。くり返し、くり返し。

これは、本音なのだ。

量をこなし、積み上げたモノだけが力になり血肉になる。得難いものは誰にとっても得難く、安易に手に入るものは誰にでも安易だ。

小賢しく、器用に安易に手に入れたもの(ようとしたもの)は、その数か月後には陳腐化する。これは自明だ。

そして、この世の中で「最も得難いものは熱量」っていう、落合陽一さんの言葉には完全に同意だ。

「テーマを持って量稽古」成長への近道はこれしかないのだ。誰にも何も、結果を担保されない、約束されない努力を続けられる人は強い。ある種の「アホウ」なのだ。それでいいし、そういう人間が好きだ。

そして、わかっちゃいるけど、その道を選べるのが100人に1人以下ってのもうなずける。

2面 パース スタジオ (2)4
1面 パース スタジオ2

※お蔵入りした新築やカフェ店舗デザイン。いっ、いつか陽の目を見せてやるからな~~

追記:フェイスブックとライブドアブログの連携が停止になってる・・・。不便だ・・・。




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