こむらがえりの激痛で朝目が覚める。

久しぶりな痛みですが、寝ぼけ状態でなるとパニくります。

ミネラル不足なんでしょうか。

さて、ワイフからのラインで「エンジェル係数が・・・」なんて会話があったんですが、

「ふふ、ものしらね~な~。エンゲル係数だよ。ったく」なんて思いながら、返信すると、

「エンジェル係数ってあるんだよ。子供の塾の費用とか」(嘲笑)

って、やり返されました。

そんな言い方するんですね、今は。知らなんだです。

さて、スタッフが研修で数人外に出ています。

うちの会社は結構、多い方だとは思います。設計の研修、勉強会、マネージメント、営業系、はたまたマーケティング。

スタッフの成長を願うと、結局、おんなじ人がおんなじ話をする、社内でぐるぐるやっているよりも、外で体系的に色々な会社の人と触れ合いながらの方がいいじゃないかってことで、結構、ガシガシやっています。

だけど、研修に出ると=成長していくかというと全くもってそうでもない。

というか、この研修に出したら何%成長するっていう係数がない。

というよりも、研修に出ようが出まいが伸びる子は伸びる。やる奴は一冊の本から情報を吸収し、結果に結びつける。

元も子もないけど。

「研修に出す=社員が成長する」っていう図式は

もはや経営者側の「切なる願望」に近い。

特に会社側がおぜん立てする研修は、自腹切っていない、かつ、自分から情報を必要とし、奪いに行っていないので(自覚的ではない?)、どうしても数%の「やらされ感」と「物見遊山」的な側面が付きまとう。

これは講師側をやると、誰がそうか2秒くらいでわかってしまう。

そもそも講師をやる側の人って、一冊の本や、たった一度の飲み、会食から、様々なことを学んで、アウトプットに結びつけられてしまうタイプの人が多いから、その思考の剥離ったら甚だしい。

じゃあ、無駄かというと超有効だと思っている。なんじゃそりゃってな具合だけれども。

経営者側がやれることは、何一つ変わらない同じ環境下での「成長しなはれ」という一念発起の言葉かけではなく、

「成長しやすい環境」をいくつ用意するかだ。っていうかそれくらいしかやれることがない。

じゃあ、成長しやすい環境って何よって言われてしまうと、これまた正解なんてないんだけれども、経営陣が、心の底からその子の成長を願って、お金と時間をかけるってことしかない。

「あ~この人は本気でそう思ってんだろうな~」と、10人中1人でも思ってくれたらめっけもんくらいがいい。

期待値を勝手に上げて、勝手に失望して、イライラしてるのは滑稽だ。(さも・・・でしょう)


人が成長する「鉄板の方程式」はないので、(あるのか?この世のどこかに?)結論のでないトライ&エラーをぶつけ続けるのが、唯一のマネージメントです。

その中で、自分よりも少しだけ意識の高い人達の中に紛れ込んで、自分もなんだかその気になってしまうっていうのは、結構、有益な方法だとは思う。

誰とお酒飲むかって大切だな~。

必殺「朱に交われば赤くなる、モチベーション相乗り商法🄫」ですが。

57_170610