友人の経営者からお酒を飲んでる時の与太話と聞いたんですが、うろ覚えなので適当に読んでください。

ユウジン
「ある会社がスタッフなどに行った施策が中々議論を読んで面白くてさ。全然うだつのあがらないスタッフにあることをしたら、抜群に生産性の高い仕事人になっていったんだって、何かわかる?」

ワタシ
「う〜ん、わからないけど、めちゃくちゃ興味ある。」

ユウジン
「15分毎に、何をやったのか全部日報(分報?)に書かせて報告させたんだって、それだけ。まあ、そこまでやるか論になるよね、最後は」

ワタシ
「う〜んわかる。わかるけど、やるかと言われると・・・悩みますよね」

という話で終わった。

15分に一度、報告を上げさせる。

多分・・・というか確信にも近いが、絶対にその人の仕事の効率が上がり、帰る時間も絶対に早くなる。

その人の成長や生産性を上げるためにはやった方がいいならやればっていう声も聞こえるが、やりたくないという感情論が先に来てしまう。

逆ならやだなって思ってしまうし、15分に一度チェック仕切れるのかっていう部分もある。

これはスタッフ自らが「自己の時間の使い方を再点検しよう」と始めたのならおそらく最高だろうと思う。

自分自身に「この仕事量をこの時間かけているのは時間の使い方が間違っているのではないのか?」と。

これはいい。

まあどんな業種でどんな規模の会社でどんな仕事内容だったのかという情報がかなり少ないので、何とも言えないのだけれども少し気付いたことを。

① 誰がやっても同じ結果になる「作業的」な仕事に限定されるのではないか。
② 優秀な人ほど管理されるのを嫌がるので、離れていくのではないのか。
③「主体的に動き結果を出すスタッフ」という理想から遠ざかってしまうのでは。
④ 社内である特定の人にするのか全員にするのか。
⑤ 全員にしたとしたらかなり優秀な管理者が必要だろうな〜。
⑥ 15分内で「何をしたか」作業報告することが目的化して「考える」「思考する」「思いを巡らす」「情報を集める」というめちゃくちゃクリエイティブで大切な時間は日報に書けない。というか書きにくい。
⑦ 報告書を書く時間自体が、勝手にやる人(できる人)からしたら無駄以外の何物でもない。
⑧ 結果、「15分の日報を埋めるのが上手い人」になってしまったら本末なんちゃら。

まあ、経営者はなんだかんだ言って世知辛いし、必死だから、「君、1日何してたの?」という言葉を飲み込むこともしばしあるのでしょう。(当然僕も)

と思えば、最近の潮流としてはこんな流れ。

在宅OKカルビーの働き方革命 クリック

管理しないから家で仕事していいよ的な流れです。

字面を読むと、なんていい会社だって思うのだけれども、裏の意味を勘ぐると「超成果主義」。
「成果以外は一切見ません」というメッセージ。

で、会社の業績はめちゃくちゃ上がっている。

これから働き方はきっと2極化していくのかな〜と。
「ガチガチの管理において生産効率を上げる会社」
「超自由裁量、純粋成果主義の会社」

そういえば東京の優秀な若いコンサルティング会社は、皆が事務所に集まることなんて月1もないって言ってましたね。皆基本自宅からクライアント先へ直結仕事。完全に後者。

それがイコール万人とっていい会社かって言われると、人による・・・としか言えないんですよね。

という訳で、そうちゃん、テストマーケティングお願いいたします。

ちなみに僕は在宅とか絶対無理です。アマゾンプライムビデオを見てしまい仕事になりません。
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